肛門外科

肛門外科

福岡市大橋の「しもむら内視鏡クリニック」は、肛門外科にも対応しております。痔は3つの種類に分けることができ、それぞれ症状や治療法が異なります。当院では患者様のプライバシーとデリケートな部分に配慮しつつ、患者様一人ひとりに最適な治療をご提供しております。人知れず痔に悩んでいる方も、快適な毎日のためぜひお気軽にご相談ください。
※本格的な治療を担当する副院長先生の出勤日が「月曜日・金曜日」を基本として不定期ですので、一度問い合わせいただくと確実です。

痔の三大疾患

痔には「痔核(いぼ痔)」「裂肛(切れ痔)」「痔瘻(じろう)」の3種類があり、それぞれ症状が異なります。

痔核(いぼ痔)

痔核(いぼ痔)とは、肛門がいぼ状に腫れている状態のことです。主な原因は排便時のいきみや便秘で、肛門に負荷がかかった際に静脈叢がうっ血することで引き起こされます。痔核(いぼ痔)はできる場所によって症状が異なり、肛門の内側にできるものを「内痔核」、外側にできるものを「外痔核」と呼びます。

内痔核の症状

肛門の内側にできる内痔核は、痛みが少なく、出血以外の自覚症状はほとんどありません。これは、内痔核周辺の組織には知覚神経が通っておらず、痛みを感じる神経がないためです。ただし、症状が進行すると排便時に肛門からいぼが顔を出したり、炎症などによって痛みが生じたりする場合もあります。

外事核の症状

肛門の外側には知覚神経が通っているため、外痔核は痛みを感じる場合がほとんどです。血のかたまりができ、患部が大きく腫れるようになると、しばしば激しい痛みを伴います

裂肛(切れ痔)

裂肛(切れ痔)とは、肛門の出口付近にある皮膚が切れた状態のことです。主な原因は便秘や下痢などであり、肛門に強い負荷が加わることで、肛門上皮を傷つけてしまいます。女性はダイエットやホルモンバランスの影響などによる便秘に陥りがちなため、裂肛(切れ痔)を起こしやすいとされています。

裂肛(切れ痔)の症状

裂肛(切れ痔)は、排便時に強い痛みと少量の出血があるのが特徴です。痔核(いぼ痔)と比べて出血量は控えめですが、排便のために傷口が刺激され、強い痛みを感じます。さらに排便時の痛みによって内肛門括約筋がけいれんすると、ますます強い痛みが生じてしまいます。

痔瘻(じろう)

痔瘻(じろう)とは、直腸と肛門周囲の皮膚とがトンネル状につながっている状態のことです。下痢などによって肛門の組織が細菌に感染し、化膿すると肛門周囲膿瘍という症状が起こります。この肛門周囲膿瘍が慢性化すると徐々に進行し、最終的に直腸と肛門周囲の皮膚内をつなぐトンネルを形成してしまいます。

痔瘻(じろう)の症状

肛門の周囲に膿がたまると、ズキズキと激しい痛みが起こります。肛門の周囲が腫れることで、お尻が熱を持ったり、たえず膿が出続けることもあります。また、しばしば38~39℃の発熱も伴います。

3種の痔 ━━ それぞれの治療法

痔核(いぼ痔)の治療法

患者様の症状やご希望に応じて、最適な治療法をご提案させていただきます。

ジオン注射

内痔核による出血や、肛門からの脱出に対する改善効果を期待できます。内痔核は知覚神経が通っていないため、痛みはほとんどなく、翌日から普段どおりお過ごしいただけます。10%程度の再発リスクがありますが、再度同じ治療を施すことも可能です。

裂肛(切れ痔)の治療法

急性期の裂肛(切れ痔)は、塗り薬などで改善が期待できますが、慢性化した裂肛(切れ痔) は肛門周囲の皮膚がかたくなり、裂肛を繰り返します。こうした症状を改善する方法としては、肛門を拡張するなどがあります。また、切れ痔だけではありませんが痔の改善には、生活習慣の見直しも重要です。

肛門拡張術

肛門を拡張させ、肛門括約筋の過度な緊張をゆるめる治療法です。切開の必要がないため、肛門への負担が少なく済みます。

痔瘻(じろう)の治療法

痔瘻(じろう)は市販薬ではなかなか改善を見込めません。当院では症例に合わせた治療をご用意しています。症状が表れた場合は、お早めにご相談ください。

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――普段から心がけたい痔の予防策

――普段から心がけたい痔の予防策

痔を予防するためには、生活習慣の改善が不可欠! 痔の悪化を防ぐことにもつながるので、日々の生活を振り返りながら、ひとつずつ実践してみましょう。

  • 食生活の見直し(腸内の善玉菌を増やす)
  • 朝食をとる
  • 水分補給
  • 適度な運動
  • 十分な睡眠
  • ストレス発散
  • 湯船にゆっくりつかる
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • お尻は優しく、丁寧に拭く
  • 便が出ないときは無理せず切り上げる